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Affinity Publisherで美しい学級通信を作る

Affinity Publisherで美しい学級通信を作る

記事執筆者:管理人

記事執筆日:2023年12月30日 00時41分

記事更新日:2023年12月30日 00時46分

閲覧数: 389

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こんにちは、教育者の皆さん。
今日は、学級通信を作るための素晴らしいツール、Affinity Publisherの使い方をご紹介します。
この記事を読むことで、あなたも美しい学級通信を作成できるようになるでしょう。
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Affinity Publisherとは?

公式サイトより
Affinity Publisherは、プロフェッショナルな出版ツールです。雑誌、パンフレット、ポスターなど、あらゆる種類の印刷物を作成することができます。そして、その中には学級通信も含まれます。
デザインツールで有名なのはAdobeですが、Affinity Publisherは、Adobeの代替として、より安価で使いやすいツールとして注目されています。
実際mAdobeのCreative Cloudに比べてかなり安いです。Affinity Publisherは、一度購入するだけで、永久に使い続けることができます。Adobeのように、月額課金をする必要もありません。


なぜWordやPowerPointではなく、Affinity Publisherを使うのか?

公式サイトより
WordやPowerPointは、文章を書くためのツールです。学級通信を作るのには、一見十分な機能を持っているように見えますが、これらのツールは、デザインに特化していません。
頭の中に描いている通りのデザインには、なかなかなりません。使ったことがある人なら、誰でも経験したことがあるでしょう。
見た目が美しくないと、読み手にとっても、書き手にとっても学級通信が魅力的になりませんね。
Affinity Publisherを使えば、はじめは少し慣れる必要がありますが、頭の中に描いている通りのデザインを実現することができます。

1. 新規ドキュメントの作成

まずは、Affinity Publisherを開き、「ファイル」メニューから「新規」を選択します。ここで、ドキュメントのサイズや向き、ページ数を設定できます。
スクリーンショット 2023-12-29 22.35.39.png 227.55 KB
学級通信の場合は、多くはB4サイズです。プリセットメニューから「印刷」→「B4」を選択しましょう。
スクリーンショット 2023-12-29 22.35.52.png 631.97 KB
このとき、「印刷」に並んで「プレス品質」というのがありますが、これは外部の印刷会社に印刷を依頼する場合に使います。学級通信の場合は、学校内のプリンタで印刷するので、ここでは「印刷」を選択します。
オプション設定の「ページ」タブで、「見開きページ」はオフ、「ページ数」はまずは1ページに設定します。
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また、「マージン」タブで「マージンを含める」をオフにします。
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この状態で「作成」をクリックします。

2. レイアウトを作る

いよいよ、ページのレイアウトを作っていきます。
Affinity Publisherはとても高機能なので全てを覚える必要はありません。
学級通信に必要な機能は、「アーティスティックテキストツール」「フレームテキストツール」「ピクチャフレーム長方形ツール」くらいです。
気をつけることは、いきなり文字を書いたり画像を貼ったりしないことです。まずは、レイアウトを作ってから、文字や画像を入れていきます。
まず、ツールバーの「アーティスティックテキストツール」を使って、学級通信のタイトルを作成します。
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ツールを選択したら、紙面上でドラッグをして文字サイズを決めます。文字サイズを決めたら、そのままタイトルを入力します。
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一度置いたテキストなどのオブジェクトは、「移動ツール」で移動できます。
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次に、ツールバーの「フレームテキストツール」を使って、テキストボックスを作成します。これが記事の本文になります。こちらも、紙面上でドラッグをしてテキストボックスのサイズを決めます。フレームテキストツールは、アーティスティックテキストツールとは違って、文字のサイズではなく文字を入れる枠の大きさを先に決めるのです。
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テキストボックスのサイズを決めたら、テキストはまずは適当な文字列を打っておきます。
適当な文字列は、実は自動で入れることができます。テキストボックスを選択した状態で画面上部の「テキスト」→「フィラーテキストの挿入」を選択しましょう。
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画像のように、適当な文字列が入ります。残念ながら日本語ではありません。
文字サイズはあとから画面上部のコンテキストメニューから変更します。
そして、画像の挿入は、「ピクチャフレーム長方形ツール」を使います。
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ピクチャフレームは、画像を挿入するための枠です。画像を挿入するときは、必ずこの枠にドラッグ&ドロップします。
これで、学級通信のレイアウトは完成です。

3. テキストと画像の入力

大体のレイアウトができたら、あとはテキストと画像を入力していきます。
テキストボックスを選択した状態で、記事の内容を入力します。移動ツールを選択しているときでも、テキストボックスをダブルクリックすると、テキストを入力できます。
画像は、ピクチャフレームに画像ファイルを直接ドラッグアンドドロップでOKです。

4. 印刷

印刷時は、ショートカットキーがWindows版では「Control + P」またはMac版では「Command + P」です。
そのほか、「ファイル」メニューから「印刷」を選択することでも印刷できます。
PDFや画像で書き出したいときは、「ファイル」メニューから「書き出し」を選択します。

以上が、Affinity Publisherを使って学級通信を作る方法です。このツールを使えば、あなたの学級通信は一段と美しく、魅力的になるでしょう。ぜひ試してみてください。

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